■原因は下痢便
痔瘻になるまでを振返ってみると、お酒を飲むと下痢になっていました。詳しく説明すると、日本酒を飲むと確実に次の日は下痢便になっていました。下痢便になるとお腹がスッキリするので好んで日本酒を飲んでいました。また、居酒屋で生ビールを飲むと、1時間後くらいにお腹が痛くなってお店で下痢便を出していました。当時はお腹弱いな～くらいしか考えていなかったのですが、今思えば、痔瘻のリスクが最大化していたのです。「お酒を飲み過ぎると痔瘻になる」と言われますが、お酒を飲んでも下痢便にならない人は、痔瘻のリスクは低いと思います。私のように、下痢便の原因が飲酒という人が統計的に多いのだと思います。
■下痢便を予防する
痔瘻にならないためには、とにかく「下痢便にしない」ということです。飲酒やストレスで下痢便になっている人は、とにかく原因を取り除き、ヨーグルトや市販薬などで便の状態を最適にコントロールすることです。私も再発は絶対に嫌なので、お酒を飲んでも下痢にならないように量と種類をコントロールしています。ビールが飲みたい時は、瓶ビールを頼んでコップ1杯だけ飲んで、残りを同席した知人・友人にお願いしています。その後は、基本的に赤ワインを飲んでいます。今は冬なので、薄めの焼酎お湯割りも飲んでいます。
■ビフィズス菌
大腸の善玉菌を増やすのは、「ビフィズス菌」です。乳酸菌は小腸に留まるので、できるだけビフィズス菌と書かれたヨーグルト商品をお勧めします。探してみると意外と少ないもので、私は森永のビヒダスを摂取しています。食べるタイミングを調べてみると、夕食の後が良いそうです（胃で消化されにくい）。実際に夕食の後にビヒダスを食べて就寝すると、翌朝の便は歯磨き粉程度の硬さをした、形の良い便が出るようになりました。「あっ、こんなウンチ出せるんだ」と驚きましたね。
次は、「闘病生活を振り返って」です。
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⑥痔瘻の原因と予防
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